防災の種を次はあなたの大切な人へ|BEAT×BOUSAI ステージレポート

5/4(祝)開催の青年団体つながるMUGEN主催の防災イベント「BEAT×BOUSAI」では、防災に関するさまざまなステージ企画を実施しました。

今回は特別コンテンツとして、当日ステージで登壇者の皆さまが伝えてくださった防災への想いやメッセージをご紹介します。

目次

助かるかどうかは、周囲の行動にかかっている

「99%助からないと言われる現場でも、助かるかどうかは市民の皆さんが何をしていたかにかかっているんです。」

そう語ってくださったのは、元消防士であり、現在は消防・警察・自衛隊向けのレスキュースクールや、市民向け防災訓練のサポートを行う『FRTD Japan』の方です。

ステージでは、地震で家具の下敷きになった場合を例に挙げながら、「実際にその状況になった時、知識がなければ行動できない」と、防災を学ぶ大切さを伝えてくださいました。

また、「怪我をするかしないかは運。でも、備えるかどうかは自分で決められる」という言葉とともに、能登半島地震の支援で見た現実についてもお話しくださいました。

日頃から防災訓練や備えを行っていた地域では比較的落ち着いて生活できていた一方で、別の地域では、お母さんが涙を流しながら「子どもが数日間水を飲めていない」と訴える状況もあったそうです。ほんの少し準備しているかどうかで、その後の生活は大きく変わる——そんな現実を教えてくださいました。

さらに、「自分が怪我をしていなくても、周りには助けを必要としている人がいるかもしれない」と、災害時には自分だけでなく周囲にも目を向けてほしいと呼びかけられました。

「助けて」という声に耳を傾けること。家具の転倒防止や防災グッズを準備しておくこと。その一つひとつの行動が、自分や大切な人の命を守ることにつながる——そんな力強いメッセージが印象的でした。

防災の種を、みなさんが蒔いてほしい

現役消防士として活動する傍ら、『防災Sowing』として学校での防災教育やイベントなどに取り組まれている皆さん。「防災の種を蒔く」という想いを大切に活動されているそうです。

トークでは、「防災の情報はインターネット上にもたくさんあるけれど、情報が多すぎて何が自分に合っているのか分からない人も多い」とお話しくださいました。だからこそ大切なのは、家族構成や生活環境に合わせた“自分たちに合った備え”を考えること。一人暮らしなのか、小さなお子さんがいるのか、高齢の家族がいるのかによって、必要な備えは変わってきます。

そして最後には、「今日ここで受け取った防災の種を、今度は皆さんが周りの人へ蒔いてほしい」というメッセージを届けてくださいました。

家族や友人と防災について話すこと。学んだことを誰かに伝えること。それも立派な防災活動の一つです。一人ひとりの小さな行動が広がることで、地域全体の防災力向上につながっていく——そんな想いを伝えてくださいました。

最後に

防災というと、「備えること」が中心のイメージを持っていました。しかし今回のお話を通して、備えることだけでなく、周囲に伝えることや助け合うことも防災の大切な一部なのだと感じました。

災害はいつ起こるか予測することができません。だからこそ、このプログラムを通して皆さまに新たな気付きが生まれ、防災への意識や行動が少しでも変わるきっかけになれば幸いです。

青年の力は無限大♾️

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